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皆さんこんにちは!
佐世保市に会社を構え、長崎県のエリアで電気工事を行っている
松風電設株式会社、更新担当の富山です。
~ドレン排水・自然勾配・凍結防止…
“水の流れ”を読む力が問われる仕事~
エコキュート工事で忘れてはいけないのが 排水工事(ドレン排水)。
ヒートポンプから出る結露水を “確実に逃がす” ための工事で、これが適切でないと水が溜まったり、逆流したり、悪臭の原因になってしまいます。
排水工事は「水が自然に流れる仕組み」を理解しないとできない、非常に理にかなった作業です。
ヒートポンプは空気を取り込む際に湿気も吸い込みます。
その水分が結露し、排水として外部へ排出されます。
この“結露水(ドレン)”が想像以上に多いため、
確実に排水できるルートづくり が必要になります。
排水配管で一番大切なのは 自然勾配(1mにつき1〜2cm下がる)。
職人は配管の高さを細かく計算し、
ミリ単位で角度を調整していきます。
現場環境に応じて最適ルートを選びます。
既存の排水桝に誘導
砂利層へ放流
植栽スペースへ排水
排水口まで新設ルートを作成
構造が複雑な家もありますので、
施工者の“判断力と経験”が大きな武器になります。
排水管も条件が揃えば凍結します。
主な対策は…
露出する部分は保温材で覆う
日陰を避けてルート設計
強風が当たりづらい位置に配置
追加で凍結防止ヒーター
配管が細いぶん、凍結しやすいので丁寧な施工が必須です。
排水工事の大きな魅力は、
毎回違う状況にどう対応するか という技術者的な楽しさです。
水勾配、流量、排水先の状況…
あらゆる条件を読み取り、最適なルートを考えるのは、
“設計×施工” の両方の力が必要です。
✔ 配管の仕組みに興味がある
✔ 現場判断が求められる仕事がしたい
✔ 設備職としてレベルを上げたい
そんな方には、排水工事はとても学びが多い分野です。
排水工事は、目立たないけれど 非常に重要なエコキュートの基礎技術 です。
ポイントまとめ
ドレン排水は量が多いので確実に処理
自然勾配(1/100〜1/50)の確保が必須
現場ごとに排水先を判断
冬場の凍結対策も重要
経験が形になる達成感の大きい仕事
配管を“ただつなぐだけ”ではなく、
“水の流れを読んで最適解をつくる”職人ならではの奥深い技術が詰まっています。
求職者の方にとっても、
設備の基礎から応用まで幅広く学べる分野なので、
自信を持っておすすめできる技術です。
次回もお楽しみに!
松風電設株式会社では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
佐世保市に会社を構え、長崎県のエリアで電気工事を行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
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皆さんこんにちは!
佐世保市に会社を構え、長崎県のエリアで電気工事を行っている
松風電設株式会社、更新担当の富山です。
~確実な施工が“日々の安心”につながる仕事~
エコキュート工事の中でも、特に重要な工程のひとつが 給水・給湯配管工事。
私たちの生活に欠かせない「水」と「お湯」を扱うため、正確さ・丁寧さが強く求められます。
給水・給湯配管は見えない部分の工事ですが、ここが適切に施工されていないと、
水漏れ・お湯が出ない・熱ロス…など、後々のトラブルに直結します。
ここでは、既存配管への接続方法、断熱材の巻き方、凍結防止のポイント、そして求職者の方に向けた“この仕事の本当の魅力”まで詳しく解説します。
エコキュートは、
給水管(水道水 → タンクへ)
給湯管(タンク → 各蛇口へ)
という2本の配管がベースになります。
それぞれに役割があり、少しの施工ミスでも不具合に直結します。
水道の圧力を使ってタンクに水を送り込みます。
逆流防止弁の取り付けや、水圧チェックが重要です。
タンクで温めたお湯を家中に届けるパイプ。
熱ロスを避けるため、保温材の巻き方が非常に重要です。
リフォーム現場では、既存の配管種類・材質・位置を正しく把握することがスタートです。
床下・壁内・地中など、現場ごとにルートは様々です。
図面にない“隠れ配管”もあるため、経験が活きます。
築年数が古い住宅では鉄管や銅管も多く、
“曲げた瞬間に割れる”など劣化もあるため、けっこう繊細な作業になります。
接続部分が少しでもズレると、水漏れが起きるため、ミリ単位で調整します。
給湯配管の断熱は、お湯の温度を保つだけでなく、
冬の凍結防止にも直結する重要工事です。
施工のポイントは次の通りです。
“1cm”の隙間が熱ロスを生みます。
丁寧な職人ほど巻きムラが一切ありません。
屋外は風・雨・紫外線にさらされるため、耐久性を高める必要があります。
紫外線で劣化しやすい断熱材は、保護テープで補強します。
冬場の配管凍結は、破裂→大量の漏水につながる最悪のトラブルです。
特に北側・日陰・風が当たる場所は要注意。
凍結対策としては…
断熱材の二重巻き
ヒートテープの併用
凍結しにくいルート取り
隙間風のブロック
など、現場ごとに最適な方法を選びます。
給水・給湯配管工事は、
「正しくお湯が出る」の裏側を支える、とても奥深い仕事です。
✔ 現場ごとに違う配管ルート
✔ 気温・環境・築年数による施工の違い
✔ ミリ単位の調整が必要な精密作業
ひとつとして同じ現場が無いため、
毎回が“パズルを解くような仕事” といえます。
手先の器用さを活かしたい
設備工としてレベルアップしたい
将来食べていける技術を身につけたい
そんな方に特におすすめの分野です。
給水・給湯配管工事は、エコキュート工事の中でもとても重要な工程であり、
失敗が許されない“確実さ”が求められる仕事です。
ポイントまとめ
給水・給湯配管の基本構造を理解する
既存配管への接続は慎重に
断熱材巻きは熱ロス防止と凍結対策の要
現場の環境に合わせた施工判断が必要
見えない部分ですが、ここがしっかり施工されてはじめて、
毎日安心してお湯が使える生活が生まれます。
職人としてのやりがいも大きく、
成長したい求職者にもぴったりな分野です。
次回もお楽しみに!
松風電設株式会社では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
佐世保市に会社を構え、長崎県のエリアで電気工事を行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
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