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月別アーカイブ: 2025年9月

松風電設のよもやま話~第12回~

皆さんこんにちは!

 

佐世保市に会社を構え、長崎県のエリアで電気工事を行っている

松風電設株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

🚚 搬入作業の工夫 ― 狭い現場でも確実に設置するプロの技

 

 

基礎工事が完了したら、次はいよいよエコキュート本体の搬入です。


しかしタンクは高さ2m近く、重量も100kgを超える大物。

狭小地やマンションのような現場では、ただ運ぶだけでも大きな工夫が求められます。


🏘 狭小地での搬入事例

 

住宅が密集している場所では、道路が狭くトラックが入れないこともあります。


その場合は、

  • 小型クレーン を使って庭越しに搬入する。

  • 台車を使用し、細い路地を職人たちが少しずつ押し込む。

  • 障害物がある場合は一時的に柵を取り外すなどの工夫を行う。

現場ごとに条件が異なるため、臨機応変な判断とチームワークが求められます。


🏢 マンションでの搬入工夫

 

マンションや集合住宅の場合、さらに難易度は上がります。

  • 廊下やエレベーターを利用する場合は、養生シート で壁や床を保護。

  • 高層階では、クレーンでベランダ越しに吊り上げる ケースもあります。

  • 共用部分を通る際には、近隣住民への配慮も欠かせず、事前に説明や挨拶を行うのが一般的です。

 

「資材を傷つけない」「建物を傷つけない」「周囲に迷惑をかけない」――この3つを徹底するのが搬入作業の鉄則です。


🔍 事前調査の大切さ

 

搬入作業で最も重要なのは「事前調査」。

  • 搬入口の寸法は足りるか?

  • 道路の幅や周辺の電線・看板に干渉しないか?

  • クレーンを設置できるスペースはあるか?

これらを事前に確認しておくことで、搬入当日のトラブルを防ぎ、工事全体の流れをスムーズに進められます。


👷 チームワークで乗り越える現場

 

搬入作業は一人の力では絶対にできません。

  • クレーンオペレーターが吊り上げ、

  • 誘導員が安全を確保し、

  • 現場の作業員が受け取りながら設置位置まで導く。

まさに現場全員の連携が光る瞬間であり、プロフェッショナル集団ならではの作業です。


✅ まとめ

 

エコキュートの搬入は「ただ置くだけ」ではありません。


狭い現場や高層階でも確実に搬入できるのは、綿密な調査・現場での工夫・チームワーク の3本柱があるからこそ。


見えない部分で積み重ねられた努力が、安心で快適な暮らしを支えているのです💡✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

松風電設株式会社では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

佐世保市に会社を構え、長崎県のエリアで電気工事を行っております。

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松風電設のよもやま話~第11回~

皆さんこんにちは!

 

佐世保市に会社を構え、長崎県のエリアで電気工事を行っている

松風電設株式会社、更新担当の富山です。

 

 

 

🔨 基礎工事の流れ ― エコキュートを支える見えない土台づくり

 

 

エコキュートを設置するにあたって、まず最初に行うのが「基礎工事」です。


基礎は普段目にすることのない部分ですが、ここがしっかりしていなければ、重たいタンクが傾いたり、寿命が縮まったりする原因となります。

エコキュートのタンクは満水時に 500kg以上 になることもあるため、強く安定した基礎が不可欠です。


🏗 ステップ1:設置場所の確認と準備

 

最初に行うのは「設置場所の選定」。


屋外にスペースを確保し、日当たりや風通し、周囲の建物や塀との距離を考慮します。さらに、今後のメンテナンス作業がスムーズに行えるように、タンク周りに作業スペースを設けるのも重要なポイントです。

その後、地盤を掘削し、砕石を敷き詰めて転圧。柔らかい地盤の場合は沈下のリスクがあるため、改良を行うこともあります。


🔨 ステップ2:型枠・鉄筋・コンクリート打設

 

設置位置が決まったら、木製や樹脂製の型枠を組み立て、コンクリートの形をつくります。
ここで「鉄筋」を組み込むことで、基礎の耐久性を高め、ひび割れ防止や重量物への強度を確保します。

その後、コンクリートを流し込みます。隅々まで均一に行き渡るようにバイブレーターで振動を加え、空気を抜くことで密度の高い基礎が完成。仕上がりの品質はここで決まります。


📏 水平精度 ― ミリ単位のこだわり

 

エコキュートの基礎で最も重要なのが「水平精度」です。
基礎がわずかに傾いているだけでも、数百kgのタンクに負荷が集中し、故障や転倒の原因になることがあります。

そのため、職人はレーザー墨出し器や水平器を使い、何度も測定を繰り返します。0.5mm単位の誤差まで調整することもあり、まさに職人技が光る工程です。


🔧 ステップ3:補強と養生

 

  • アンカーボルト を設置して、タンクをしっかり基礎に固定。

  • 排水勾配 をつけて、雨水や結露水が溜まらないように工夫。

  • 打設後は数日から1週間かけて「養生」し、コンクリートの強度が十分に発現するのを待ちます。

この養生期間も手を抜かず、雨風対策や直射日光対策を施すことで、基礎の耐久性が格段に向上します。


✅ まとめ

 

エコキュートの基礎工事は、表に見えない分、手を抜こうと思えば抜けてしまう工程です。


しかし、「水平・強度・補強」 の3つを徹底してこそ、安全で長寿命の設置が可能になります。


縁の下の力持ちともいえる基礎工事が、暮らしの安心を支えているのです🌱✨

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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